2月5日より公開をしていたマンボウですが、今朝死亡いたしました。マンボウ展示を楽しみにしていただいた皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。展示再開に向けて、スタッフ一丸となって今後も準備を進めてまいります。 pic.twitter.com/QsauY4ZBe2
— サンシャイン水族館 (@Sunshine_Aqua) 2016, 2月 11
ネットで話題になっているマンボウの体の弱さですが、果たしてマンボウ最弱伝説は本当なのか!?
調査します!
マンボウってどんな生き物!?
マンボウは、海水魚で巨大な体と独特な体系が特徴です。
普通の魚にある、腹びれと尾びれがなくて、泳ぐ際に背びれと尻びれを使うので、上手に泳げないと言われることもあります。
マンボウの皮膚は、暑い粘液で覆われていて、寄生虫が付着しているそうです。
その皮膚はとても弱く、水槽に激突すると傷ついてしまいます。
マンボウが食べるものは、クラゲなどの軟質性の生き物や、稚魚やプランクトンです。
全長は最大3.3m、体重は2.3tにもなる世界最大の硬骨魚です!
マンボウ最弱伝説って本当!?
マンボウ最弱伝説 【小魚の骨が喉に詰まって死ぬ】 【寄生虫を殺すためにジャンプ→水面に激突して死ぬ】 【ほぼ直進でしか泳げず死ぬ】 【海底に潜水して、寒さのあまり死ぬ】 【朝の太陽光を浴びると強過ぎて死ぬ】 【近くに居た仲間が死亡したショックで死ぬ】 — オトト少尉(復活の77号でござる) (@ototoshoui) 2015, 8月 8
水族館のマンボウの飼育員さんの話によると、上記のほとんどがデマとのこと。
マンボウが今まで、ジャンプをして死んだという事例はないという。
また、クラゲなどを食しているので小魚の骨がのどに詰まって死ぬということはないという。
だが、ストレスに弱いというのはあたっている様です。
こうした誤解を生んだ要因としては、マンボウの生態がまだよくわかっていないことや、ストレスに弱い魚であることなどが挙げられる。例えば、既にマンボウが飼育されている水槽に新しいマンボウを入れると、お互いを意識してエサを食べなくなることがあるという。
死ぬほど衰弱する訳ではないが、飼育が難しい魚であることは確かだ。
また、体が硬いのですぐには方向転換できず、まれに水槽の壁面などにぶつかるが、怪我をする程度で死ぬことはない。
水族館での飼育に限っては、他の魚の餌として与えられた魚の切り身を食べてしまい、骨が消化できずに体調を崩して死んでしまうことはある。
マンボウは食べることは可能?
ところで、マンボウって食べられるのでしょうか?
スーパーでマンボウ三万円で売ってた pic.twitter.com/u76eujFh6v
— ひ (@Hideto_snoopy) 2014, 10月 2
マンボウはこのようにスーパーなどで売られているくらい、身近に食べられている魚です!
だけど、美味しいと不味いには賛否両論あるようです。。
マンボウは95%以上が水分で、新鮮な時しか食べることができないのです。
でも色々な調理方法があって、美味しそうですよ!
興味がある方はお試しあれ。
マンボウ料理、 何でも肝が絶品らしい pic.twitter.com/htqfzHhA
— 柿ピーナッツ (@toraemon001) 2012, 7月 23
まとめ
実際、マンボウの最弱伝説はほぼデマだということが分かりました。
でもストレスに弱いことがわかりました。
絶滅危惧種にも指定されている様なので、水族館でマンボウのフラッシュ撮影はやめておきましょう。。
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